どうも、30歳彼女いない歴=年齢のまふゆです。
読書ログ第3回目の今回は、
ウォルター・ミシェル (著)『マシュマロ・テスト:成功する子・しない子』を読んで考えたことをまとめてみました。
※本の内容をちゃんと要約したり、正確に紹介してるわけじゃないので、「あくまでまふゆ個人の感想か〜」くらいのテンションで読んでくれると助かります。
「高RS=見捨てられ不安」は不幸になりやすい
本の中で「高RS(拒絶感受性が高い人)」っていう言葉が出てきました。
ざっくり言うと、「見捨てられ不安が強い人」のことらしい。

・・・僕はまさにこれだ。
LINEの返信ひとつでモヤモヤしたり、相手の反応がちょっと薄いだけで落ち込んだりする日々を学生の頃は過ごしてました。
あとは自分の送るLINEの文章が重くなりがちで、いつも人間関係をうまく続けられませんでした。
実際研究によると、高RSの人って人間関係が長続きしづらいらしい。
しかも、拒絶される経験が重なると、自尊心が削られて、うつにもなりやすくなるそう。
さらには将来的に病気にもかかりやすくなる、とか。
なんという負のループ。
さらにびっくりしたのが、高RSの未就学児を27~32歳の大人になるまで追跡した研究の話。
彼らは、自尊心や自己効力感が低く、問題解決も苦手で、離婚やコカインの使用率も高めだったそう。学歴も低めだったとか。
……これはもう、

あ、自分もしかしてすでに人生詰んでる?
って思わされるレベルで落ち込んだ。
でも、ちょっとだけ希望もあったのが救いだった。
ちゃんと意識的に自己コントロールできる人、つまり「欲求を先延ばしできる人」は、先ほどお伝えしたネガティブな結果にならなかったらしい。
ぼくは、たぶんHSPに加えてADHDなとこもあるなと日常で感じることもあるので、衝動性は強い方だと思います。
でも一応、ブログやSNS発信など、目標に向かってコツコツやる面もあるのは我ながら褒めたいところではある。

高RSなとこは、たぶん遺伝的にどうしようもない部分もあるだろうから、誠実性のスコアを高めていきたい。
幸せな人は「楽観的」だった
ポジティブな人、つまり「自己評価が高めな人」って、慢性的なストレスレベルが少ないらしい。
しかも、幸せな状況を想像できる人ほど、実際に心身の健康状態が良いらしいです。
逆に、現実主義者で自己評価が低めな人は、自尊心も低く、うつを経験しやすいとか。

「現実をちゃんと見よう」とするタイプの人ほど、意外と生きづらいのかも。
ぼくはこう見えて、学生の頃はけっこうポジティブ人間だったんですよ。
根拠のない自信が常にあって、「自分ならなんでもできそう!」って思ってました。

それでも彼女はできなかったけどな!
でも社会人になって、新卒で入った会社を2ヶ月で辞めてから、急にネガティブになった気がします。
それ以降も、なんかずっと“負のスパイラル”にハマってる感じで。
いわゆる 「学習性無力感」 ってやつにかかってるのかもしれません。
いわゆる学習生無力感ってやつにかかってる。
このブログやYouTubeもそうなんですけど、
まずは「小さな成功体験」を少しずつ積み重ねていくことが、今の自分には必要だなと感じてます。
今の目標は、
・ブログ記事を50本書くこと
・YouTubeのチャンネル登録者200人を目指すこと
どっちも、まだまだこれからだけど、
誰かの評価じゃなくて、自分のためにやるって気持ちで続けていきたいなって思ってます。
ちなみに、「学習性無力感」って、放っておくとうつ状態になりやすいらしくて、
本当に注意しないと危ないやつです。
「がんばってもどうせムダ」っていう思考にハマると、
何をやっても手応えを感じられなくなって、自己肯定感もダダ下がり…。
そんなときに、(他サイトですが)こちらが学習性無力感の克服に役立つかなと思います⇩
学習性無力感を克服したい|原因と5つの対策
「自分にできることをやってみる」っていう、小さな行動が鍵になるみたいです。

子どもの頃の「がんばればできる」を取り戻そう!
欲望に勝ちたいなら「抽象化」しろ?
「誘惑に負けそうな時は、それを抽象的に捉えろ」っていう話も本書にありました。
たとえば、目の前においしそうなパンがあったとする。
その時に「うわ〜、この香ばしい匂い……もっちり感たまらん……」って想像するんじゃなくて、
「ただの茶色い長方形の物体」くらいに思うと、脳の“食欲スイッチ”がオフになるらしい。
これはすごく自分に応用できそうだなと思って。
ぼくは彼女がほしいってずっと思ってたんですけど、たぶんその“必死さ”がダメだったのかも。
女性の前で変に緊張しちゃうのも、自分の中で「女性=特別な存在」って思い込みすぎてたせいかもしれません。
じゃがいもです。
女性はじゃがいも。

人前で緊張したら「聴衆をじゃがいもと思え」ってよく言うけど、あれって科学的に理にかなってたんだなと。
意志力は“思い込み”で変わるらしい
「自制心がなくなるのは、意志力が尽きたからじゃない。報酬やモチベが下がったからだ」って書かれてて、めちゃくちゃ腑に落ちました。
おもしろかったのが、努力を要する課題を行なって「疲れた」って思わされたグループより、
「やりきった!活気出てきた!」みたいにポジティブに思ったグループの方が、その後の成績も良かったって話。
頭を酷使したあと、活力は自動で補充されると思っている人たちは、消耗するような経験をした後に自制心の低下が見られなかった。
要するに、「思い込み」の力ってすごい。
「意志力は無限」って思ってる学生は試験の成績も良くて、試験勉強中にジャンクフードを食べる回数も少なかったらしいです。
逆に「意志力には限界がある」って思ってる学生は、ストレスに弱くて、先延ばしグセも多かったとか。
僕も、疲れた時に「パン食べたいな〜」って思うんですけど、
もしかしてそれ、実は“本当に疲れてる”んじゃなくて、ただ「疲れた」と思い込んでるだけなのかもしれない。
これって、恋愛でも言えるのかも。
「彼女できない」って思い込みが、
本当に彼女できなくしてるんじゃないか──。

……いや、マジであり得るなと思いました。
実際YouTubeでこんなコメントがきてて⇩ハッとさせられましたね。

「嘘から出た実」っていうように、悪い思い込みって、自分でも気づかない点でかなり厄介だし、人生損してるような気がする。
潜在意識の深いところを変えるには、やっぱり小さな成功体験を積み重ねていくしかない。
まとめ
- ポジティブ思考の方がストレスが少ない
- ポジティブな人でも、環境や生き方次第で一気にネガティブになることもある
- 学習性無力感には要注意(マジで)
- 小さな成功体験を積み重ねる(ブログ50記事とYouTube登録200人!)
- 思い込みって超大事

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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